平岩浩二からのメッセージ
お芝居は特別なことではありません。人間の生活そのものがお芝居です。何かを喋る時、人に動作で伝える時、それは全部が無意識ということは滅多に無いんであって、必ず意識が働きます。そこで、下手だと上手く伝わらないし、上手だと上手く伝わります。
お芝居は、人生そのものの練習です。そして、その人のすべてが現れます。だから、自分を磨くためにこそ、ここで芝居の稽古を積んでください。間違いなく、世界で一番レベルが高い演劇教室です。
なぜならば、われわれには普通の演劇界に働いている、長年の積み重ねによる誤った常識、偏見が、働く余地が全く無いからなのです。










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「演劇教室〜何を勉強するの?」 1

   −6月から演劇教室が始まりますが、今まで正式には教えていらっしゃいませんでしたが、独自での演劇の教師として考えられてきた勉強方法を教えていただけますか? 

平岩: 私は、まずとにかく演劇そのものが人間形成の目的ということでやっていますので、まず質の高い人間をつくる「人間力」を高める、そこからまず始めていきます。 

   −「人間力」。やっぱり演技を観ていて思うのは、その人間の大きさというのが解ってくるし、やっぱりどこまでも駄目な人は駄目だし、上手い人は上手い人。やっぱりそれは演技が上手いとかではなくて、結局人間の大きさだと思うんですけれども、その人生をいくら経験したからといって得られない「人間力」というものをどうやって教えてくださるのでしょうか? 

平岩: まず、器の大きい人間をつくります。まず人間「顔」からですから、まず顔をつくるところから始めます。今までの誤った人生経験の中でつくられた、本来の自分とはかけ離れた顔をしていますので、まず顔をその人本来の力のある、芯の通った穏やかで明るい顔にするところから始めます。それからやはり人と会話出来るということが大事ですから、まず挨拶から始めます。ちゃんとした挨拶、人との会話でまともな受け答えが出来るかどうか、まずそこを徹底的に洗い直してそれを一人前に出来るようにそこから始めます。 

   −普通の演劇教室とは全く違く、本当に人間としての基本挨拶、顔の作り方というそこから学んでいくということで、まず実践としていろんなことを、単純に挨拶だけではなく、顔をつくるということだけではなく、何かシチュエーションを考えたりとか、いつも題材があって毎日毎回行われるのでしょうか? 

平岩: 意識が体の隅々まで行き渡っていなければいけませんので、体の隅々どころか体の少し外側まで意識が行き渡っていなければ良い芝居は出来ませんので、具体的には自分の顔の周りに意識を集中するのは簡単なことですが、一番離れている左足の小指の少し先まで行き渡らせる。まずその練習から始めます。うちは芝居の訓練としては非常に細かいですよ。それこそ今言いました左足の小指の動かし方、2ミリか3ミリのズレの修正、顔の表情の非常に細かいつくり方、眼球の筋肉の動かし方、声の芯からかすれへの移行など非常に細かいところを徹底的に行います。 

   −一番心配なのは全く経験のない人でも大丈夫でしょうか? 

平岩: 変に経験のある人は色がついているから、なかなかうちでは進行出来ないですよ。全く色のついていないまっさらな素人が大歓迎です。 

   −プロとしてやっていくつもりは無いのですが、この演劇教室を通して人間を学びたいというだけでもそれでも入ってもよろしいでしょうか? 

平岩: もともと人間形成を主目的にやっていますから大歓迎です。かと言って完全にプロで通用する実力を結果としてつけることになります。 

   −舞台にあがるようなこともあるのでしょうか? 

平岩: うちは、「夢まつり」を年一回やりますし、この先これ以外に定期的に純粋な芝居の舞台も用意するつもりなので、実際に舞台にあがって演じてもらいます。 

   −歌とかダンス、それ以外でも細かいことも勉強するのでしょうか? 

平岩: 全部同時進行でやらなきゃ意味がありませんから、芝居とダンスとそれらを同時進行でもちろん礼儀作法なども含めてトータル的に鍛えてきます。 

   −教室に入る上で心構え的に何を大切にしていけばよろしいでしょうか? 

平岩: 未熟なうちに勝手に自分の独自色を出さないようにすることです。とにかく教えられたことを正確に忠実にみっちり叩き込む。それが一番大切なことです。

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